BMWがバイク用スマートグラスを発表!しかもかっこいい
BMWのバイク部門であるBMW Motorrad(モトラッド)がバイク向けのスマートグラスを発表した。機能面ではスマホのアプリと連携したナビ情報や速度表示が可能。10時間使用できるバッテリーを搭載しながらデザインも洗練された、実用的なガジェットとなっている。
BMW製のスマートグラス!? 何が表示される?
BMWモトラッドがドイツ・ミュンヘンで「BMW Motorrad ConnectedRide Smartglasses」(BMWスマートグラス)を発表した。スマートグラスといえば、最新のITデバイス。開発は進めていても、まだ発売に至らないケースも多そうだが、そのような中、自動車メーカーから実用性が高そうなバイク用スマートグラスが登場した。
BMWスマートグラスには小型の投影ユニットが搭載され、右目に運転を補助するナビ情報、速度、現在のギアなどのデータをリアルタイムで表示できる。使用するにはBluetoothとアプリを介してスマホと接続する必要があるが、走行中はBMWバイクのハンドル部にあるマルチコントローラーを操作することで、投影位置などの調整も可能だ。
外見はかなりスッキリしており、スポーツサングラスとして使用しても違和感がなさそうだ。バイク以外の利用シーンについてはスマホで操作できるため、自転車や他のモビリティにも活用できると思われる。
価格や仕様に、日本での発売は?
バッテリーはリチウムイオン電池、充電はUSBケーブルで行い、駆動時間は最大10時間。重さについては記載されていなかったが、フレームの形状や紹介動画で扱っている様子から察するに、充分実用的な重さに収まっていそうだ。
レンズは可視光透過率85%のクリアレンズと、サングラス用の濃いレンズの2種類が付属。メガネをかけている人でも専用のアダプターを使うことで、度付きレンズとの組み合わせも可能だ。
気になる値段については参考価格690ユーロ、日本円で約10万6000円(1ユーロ=154円換算)となる。現時点では日本発売のアナウンスは入っていないが、充分可能性はあるだろう。バイク乗りにとっては早く試したくなる製品だ。
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