クルマのある暮らしをもっと豊かに、もっと楽しく

ライフスタイル最終更新日:2024.03.29 公開日:2023.07.13

車内で簡単にできるゲーム5選! ドライバーに優しく、渋滞や長時間ドライブでも活躍!

ドライブ中の渋滞や長時間の走行では、退屈な時間が生じることもある。今回はドライバーと同乗者が一緒に楽しめるアナログ的なゲーム(しりとり的な遊び?)を5つ紹介したい。いずれもドライバーへの負担も考慮した遊びだが、とはいえドライバーは安全運転が最優先。ゲームが運転の負担となるようなら、ムリには誘わないよう注意したい。

文=岩井リョースケ(KURU KURA)

ナンプレ掛け算!

推奨人数:2人以上

所要時間:長め

難易度:★☆☆☆☆

筆者が小学生のころにハマり、助手席での行儀がよくなった遊びがナンバープレート掛け算だ。ルールはシンプルで、周囲のクルマのナンバープレートに表示されている最初の数字2つを掛けて、その後の1~2桁の数値(積)が合っていればOK。ご褒美に100円を貰えるというルールだった。

ナンプレ掛け算のルールは、ナンバープレートに表示されている最初の数字2つを掛けて、その後の1~2桁の数値(積)が合っていればOK。

記事の画像ギャラリーを見る

このゲームの素晴らしいところは、まだ幼い同乗者を静かにさせる効果を持っていることで、さらに同乗者の視線が前方に向くことで、クルマ酔い対策にもなることだ。この掛け算が成立することは稀で、長距離ドライブでも1台見かけるか見かけないかという頻度。

このナンプレ掛け算は大人同士でやっても楽しめる。緊急性は低いが何かの決定権を賭けたい場合に便利だ。追加ルールで足し算や引き算、割り算などを加えてもいいし、ゾロ目やセンスある語呂合わせもOKとすれば、早期決着も期待できる。

注意事項は、正解を見つけた際、必ず同乗者も一緒に確認すること。一瞬だけすれ違った車や、自己申告のみでも可としてしまうと揉めるので、あらかじめNGとしておこう。

2.食べ物当てクイズ!

推奨人数:2人以上

所要時間:短め

難易度:★☆☆☆☆

休憩時に買ったお菓子や食べ物を相手に食べさせ、何を食べたか当ててもらうクイズ。なるべく視覚や嗅覚の情報を与えない方が難易度が上がり、面白くなる。もちろん持参した食べ物でも楽しめるが、SA・PAや道の駅でその地域ならではの特産品を選んだ方が記憶に残りやすい。

食べ物当てクイズは、お菓子や食べ物を相手に食べさせ、何を食べたか当ててもらうクイズ。(c)Martinan - stock.adobe.com

3.NGワードゲーム!

推奨人数:3人以上

所要時間:短め

難易度:★★☆☆☆

気心が知れた家族や仲間の口癖をNGワードとし、1~3つほどメモしておく。その後、いつも通り会話をし、ついNGワードを口走ってしまった人が負けという遊び。一人に対し、残りの同乗者全員が相談してNGワードを決め、それを全員分設定しよう。本人にバレずに車内でNGワードを決めることは難しいので、休憩時などを利用しよう。

ゲーム開始直後の謎の静けさや、誰かがつい口走った際にはかなり盛り上がる。誰かがNGワードを言った時点でゲーム終了としてもよいし、いくつか言うまで続けるというルールにすれば、長時間楽しむこともできる。

NGワードゲームは、家族や仲間の口癖をNGワードとし、1~3つほどメモしておく。その後、いつも通り会話をし、ついNGワードを口走ってしまった人が負け。(c)Home-stock - stock.adobe.com

4.到着時間予想!

推奨人数:2人以上

所要時間:長め

難易度:★★★☆☆

カーナビやナビアプリで算出された目的地への到着時間に対して、早い・ちょうど・遅いや、誤差何分以内かを言い当てるゲーム。途中の休憩時間や想定外の行動も加算する必要があるため、ある程度の想像力が必要だ。

このゲームには到着予定時間より遅くなった際に、到着時間が遅れたことを喜ぶ人がいることで、雰囲気の悪さを緩和させる効果もある。走行中にナビから短縮ルートを提案されることがあるが、目的地が近いと意外とその選択肢で盛り上がることもある。

注意点として、ドライバーがゲームに参加すると、時間に合わせようとムリな運転になることもあるので、ドライバーはゲーム外の存在で安全運転に徹するという条件にしておこう。

到着時間予想は、カーナビやナビアプリで算出された目的地への到着時間に対して、早い・ちょうど・遅いや、誤差何分以内かを言い当てるゲーム。(c)ohayou! - stock.adobe.com

5.名推理ゲーム!

推奨人数:2人以上

所要時間:短め

難易度:★★★☆☆

周囲にいるクルマに注目し、気になるクルマがいたら同乗者にそのクルマが何を目的として走っているのかを推理し、適当なストーリーを話すというゲーム。正解が判明することがほとんどないので、勝ち負けを競う類のゲームではない。あまり考え込まず、なるべく早く話した方がナンバープレートや搭乗者などの情報が加わり、推理が当たっていても外れても盛り上がることになる。渋滞時に威力を発揮するゲームだが、凝視したり指を差すのは失礼なので注意しよう。

名推理ゲームは、気になるクルマがいたら同乗者にそのクルマが何を目的として走っているのかを推理し、適当なストーリーを話すというゲーム。(c)Kirill Gorlov - stock.adobe.com

以上が、車内で遊べる簡単なアナログゲーム5選だ。

車内の退屈な時間は工夫すれば面白くすることができる。KURU KURAでは過去にも車内で遊べるゲームを紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみて欲しい。

車内で遊べるお手軽ゲーム5選!渋滞や長時間移動のおともに

記事の画像ギャラリーを見る

この記事をシェア

  

応募する

応募はこちら!(4月30日まで)
応募はこちら!(4月30日まで)