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最終更新日:2019.05.07 公開日:2019.05.07

レゴブロックで製作された「ホンダ・シビックタイプR」が精巧すぎ!

幼少時に多くの人が遊んだであろう「レゴブロック」。そのレゴブロックを使って製作される実物大のスポーツカーが話題を呼んでいる。ものすごくリアルな「マクラーレン・セナ」のレゴブロックは、過去の記事で紹介したが、今度はホンダのスポーツセダン「シビックタイプR」である。さっそくご覧に入れよう。

ホンダ・オーストラリアが4月24日に発表した、レゴブロックを使って製作した「ホンダ・シビックタイプR」を紹介しよう。

ホンダ・シビックタイプRとは

 「ホンダ・シビックタイプR」は、本田技研工業が生産するハッチバック型のスポーツセダン。NSXタイプR、インテグラタイプRに続く、タイプRシリーズ第3弾である。 

 今回レゴブロックで再現されたのは、2017年9月に発売された5代目の「FK8型」。235kW(320PS)/6500rpm、最大トルク400N・m(40.8kgf・m)/2500-4500rpmの直列4気筒直噴DOHCターボエンジンを搭載し、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、当時FF市販車最速であったフォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツSのタイムを破り、FF市販車世界最速の座についた車両だ。

 
32万個以上のレゴブロックを使用!

 そんなシビックタイプRを実物大で再現したレゴ「シビックタイプR」を見てみよう。

 す、すごい! 精巧すぎる! 一見シンプルに見えるが、シビックタイプRの特徴であるエクステリアを幾重にも重ねた曲線を用いて表現。フロントバンパーのメッシュまでもしっかりと再現されている。

 レゴ「シビックタイプR」は、LEGO認定プロフェッショナルのライアン・マクナート氏率いる9人のチームによって製作。全てのブロックを組み立てるのに約1300時間以上を要し、32万個以上のレゴブロックを使用したという。長い。1日8時間組み立てたとして、162日かかる計算だ。もし日数を短縮しようとしたら、残業である。 

 マクナート氏は「組み立てが最も難しかった部分は、ウィンドワイパーと宙に浮いた構造のリアスポイラーだった」と語る。上写真に写っているのがそのリアスポイラー。曲線の再現度はかなりのものだ。確かに、根元の接合面積が小さく、宙に浮いているのでバランスをとるのが難しそうだ。

 また、前回のレゴ「マクラーレン・セナ」では、タイヤとホイールは実物を装着していたが、今回のシビックタイプRではすべてレゴブロックで再現。ホイールナット、ホイールの中にのぞくブレーキ・キャリパーなど、細かな部分も忠実に再現されている。さらにエンブレムやナンバープレートまでもレゴブロックなのだ。

ライト類はiPadで操作可能!

 同車は、ヘッドランプ、DRL(Daytime Running Lights – 昼間点灯用ライト)、フォグランプ、ハザードランプ、ブレーキランプ、テールランプなどのすべてのライトをiPadで操作し、点灯させることができるという。上動画を見ると、実際にランプ類が点灯する様子や立体感を感じることができるので、気になる方はチェックされたし。

 同車は今後、オーストラリア国内で開催される展示会などに登場する予定だ。

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