デスクトップ・スーパーカー！初代「NSX」型無線マウス

「自動車型ワイヤレスマウス HONDA NSX」のレッドモデル。初代「NSX」の中でも、前期の「NA1」型だ。ボンネット上のマウスホイールがなければ、もはや鑑賞用の精巧なミニカーにしか見えない出来映え。

　ホンダ初のスーパーカー、初代「NSX」。長いブランクを経て2016年に2代目が復活して人気上々だが、初代の人気もまだまだ衰えていない。実際、当サイトでも初代「NSX」の記事が人気だ(こちら)。そんな日本の誇るスーパーカーが、なんと無線マウスとなって、リンクスインターナショナルから9月15日に発売となる。

　”引き出し(カセット)の中の小さな愛車”をコンセプトにした「Cassette」シリーズの第2弾、「自動車型ワイヤレスマウス HONDA NSX」だ。希望小売価格は5,980円(税込)。

イエローのリアクォータービュー。リアからだとボンネットのマウスホイールが見えにくいので、さらに鑑賞用のミニカー感が増す。

　2.4GHzワイヤレス光学マウスで(Bluetooth非対応)、カラーリングはレッドとイエローの2色。2.4GHzワイヤレス受信用のUSBドングルや、電源スイッチ、電池ボックスのフタを車体下面にまとめたので、流れるような「NSX」のフォルムを崩すことなく忠実に再現。その完成度は、使わずに観賞用ミニカーとして飾っておきたくなるほどだ。

スイッチや電池ボックスのフタなどはすべて車体下面に集中させてある。

ヘッドランプもテールランプも点灯させられる！

　ギミックも用意されており、車体下部の電源スイッチをONにすると、ヘッドランプとテールランプが点灯するというイルミネーション機能を搭載(点灯させないモードも用意されている)。

ヘッドランプとテールランプが点灯するギミックを搭載。ともに左が消灯時で、右が点灯時。

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マウスの見所と次回作に迫る！

マウスの見所は？　そして次回製品の予定は？

　このマウスの鑑賞ポイントを開発スタッフに質問してみた。「もちろんマウスのすべてですが、強いて挙げるのなら、テールランプ部分を見てほしいです。非常にきれいに完成したと思います」という。

　また、ここまで完全に「NSX」のフォルムを再現していて、マウスとしての使いやすさを犠牲にしているのではないかという心配をされるかもしれない。「日本人が使うのに困らないサイズに合わせていますので、使いやすくなっています」とのこと。「過去にもさまざまなマウスの作製に携わってきました。その集大成ですので、ぜひお試しください」と胸を張った。

　「NSX」ファンとしては、現行の2代目「NSX」のマウス化の予定が気になるところだが、「現時点では未定」(開発スタッフ)である。ただし、次回作の企画が進んでおり、「”M社”のクルマを予定しています。車名はまだ秘密です」だそうだ。海外メーカーのメルセデス・ベンツという線もあるかもしれないが、国内メーカーならマツダもしくは三菱だろう(そのほかミツオカという予想もできる)。

　マツダか三菱だとすると、どちらもいくつもの名車を世に送り出してきたメーカー。マツダなら「RX-7」のいずれか、三菱なら「ランサーエボリューション」シリーズだろうか？

　ちなみに、Cassetteシリーズ第1弾はマウスではなく、モバイルバッテリーで、日産「フェアレディ240Z」だった。

Cassetteシリーズ第1弾「自動車型モバイルバッテリー 日産フェアレディ240Z」。容量4500mAh、出力1A(USB)、USB出力ポート×1。充電時間6～9時間、サイクル寿命約500回。サイズは全長120×全幅49×全高35mm。重量約130g。出力時はヘッドランプの白LEDが点灯、残量が10%以下になると、ヘッドランプが消灯してテールランプの赤LEDがハザードランプのように点滅する。充電時はテールランプの赤LEDがブレーキランプのように点灯。満充電になると、ヘッドランプの白LEDの点灯に切り替わるギミックだ。価格は6,480円(税込)。

　最後に、「自動車型ワイヤレスマウス HONDA NSX」のスペックを掲載しておく。

【自動車型ワイヤレスマウス HONDA NSXのスペック】
全長×全幅×全高:123×56×30mm
本体重量:約56.5g
バッテリー:単三電池×1
インターフェース:USB 2.0
無線:2.4GHzワイヤレス(Bluetooth非対応)
対応パソコン:Windowsパソコン、Macintoshシリーズ
解像度:1200dpi
機能:ヘッドランプとテールランプの点灯
カラーリング:レッド、イエロー
発売日:9月15日
価格:5,980円(税込)