【モーターサイクルショー2018】麗しのコンパニオンその3:米国&欧州・メーカー編
3月23日から25日まで開催された、第45回「東京モーターサイクルショー」。そのコンパニオンをお届けする第3弾は、米国&欧州のメーカー5社をお届けだ。
ワイルドな彼女たちがお出迎え! ハーレーダビッドソン
野性味あふれる大型バイクのメーカーとして世に知られたハーレーダビッドソン。コンパニオンももちろんそのイメージを忠実に守っており、トップスは黒いインナーに、前を開いたデニム地のシャツ、ボトムスがダメージ・ジーンズのホットパンツ、そして黒のロングブーツという具合だ。
ハーレー・ブースのコンパニオンは6人いて、全員集合して撮影タイムも用意していた。終了時間直前の最後の撮影タイムでも、ブース前は押すな押すなの状況で、正面からは撮影が不可能なほどの盛況ぶりだった。
コンパニオンといえば、ニッコリ微笑むことがほとんどだが、彼女は違った。ワイルドなハーレーらしく、挑発的なまなざし。そんな彼女は、ハーレーのような大排気量バイクにまたがって走るのがとても似合いそうだ。
→ 次ページ:
さらにハーレーのコンパニオンをふたり!
ハーレーのコンパニオンのポイントは、やはりダメージ・ジーンズのホットパンツだろう。通常のジーンズを足の付け根から思い切りラフに破いて取り去ったようなワイルドさが、とてもよく似合う。挑発的なまなざしこそがハーレーのコンパニオンかと思ったが、彼女のような優しい微笑みもまた素晴らしく、心が洗われるようだった。
彼女は微笑みと挑発的なまなざしをミックスさせたかのような、これまた目を奪われる素敵な表情だった。なお彼女たちが着ているシャツは、創設115周年を記念して作られたオフィシャルアパレルの1着である「115thアニバーサリー・プレードシャツ」。インナーのタンクトップもオフィシャルだ。どちらも、本国のオフィシャルショップで取り扱われている。
→ 次ページ:
続いては米英の古参メーカーをラインナップ!
もう1台のアメリカンはインディアンモーターサイクル!
インディアンモーターサイクルは、米国初のバイクとされる「1901シングル」を1901年に発表し、翌年販売を開始した歴史を有する、米国最古のバイクメーカーだ。現在は、ワイルドなアメリカンスタイルの数多くの大型バイクを扱っている。
コンパニオンはテンガロンハットにノースリーブのレザー系のトップス、ダメージ・ジーンズやレザーのホットパンツ、そしてヒザ上のロングブーツという出で立ちだった。ダメージ・ジーンズ以外は黒で固めていた。
ワイルドな雰囲気で来場者たちを魅了していたインディアンモーターサイクル・ブースのコンパニオン。幾重にも来場者が陣取り、撮影合戦状態になっていた。彼女たちのトップスは、公式アパレルの女性用黒革ベストその2(米国本社のオフィシャルショップで販売中)。
英国の老舗・トライアンフモーターサイクル!
前身のトライアンフ・エンジニアリングを含めると、トライアンフは20世紀に入って間もない時期に創業しており、100年以上の長い歴史を有する。そうした歴史を大切にし、モダンクラシック・スタイルのバイクなども扱う一方で、2019年からはレースのMoto2(最高峰クラスMotoGPのひとつ下のクラス)のエンジンサプライヤーとして独占供給を締結するなど、最新技術も要していることが特徴だ。
そんなトライアンフのコンパニオンは、アクティブなイメージ。Tシャツとホットパンツ、そしてヒザ上のロングブーツという組み合わせだった。
彼女のチャームポイントは、2つ結びの髪型。モーターサイクルショーの場合、アクティブなイメージを強調するため、こうしたカワイイ髪型にするコンパニオンは少なめなので、目立っていた。首のチョーカーもオシャレだ。トライアンフのコンパニオンは、公式アパレルのクラシックロゴTシャツの着用は統一されていて、あとはホットパンツ、ヒザ上のブーツだが、色味や細かいアクセサリーなどはコンパニオン各自の自由だったようだ。
彼女は、基本的なコスチュームは上の彼女と一緒だが、腰に巻き付けているものがあるなど、コーディネートに幅がある感じ。なお、モーターサイクルショーでホットパンツ着用のコンパニオンが多いのは、もちろんバイクにまたがるときがあることが理由だ。その結果、ホットパンツならではのアクティブさも演出できているといえるだろう。
→ 次ページ:最後はオーストリア・KTMと仏・プジョー!
オレンジ色のKTMは2輪に加えスーパーカーも!
ライダーにアドベンチャーを体験してもらうことを掲げるオーストリアのKTM。MotoGPやダカールラリーなど、オンロード・オフロード問わずにモータースポーツ活動にも力を入れている。また、2輪専門メーカーかと思いきや、「X-BOW(クロスボウ)」シリーズという、オリジナルのスーパーカーも花火中だ。
そんなKTMの受付嬢は、KTMのロゴの入ったカジュアルなコスチュームを身にまとい、さわやかな雰囲気だった。
KTMのイメージカラーはオレンジ。そのオレンジと白で彩られたカジュアルな公式ウェアを着たKTMの受付嬢。ウェアの明るい色と相まって、とても笑顔がさわやかだった。
最後はスクーターならではのワンピース姿のプジョー!
イタリアのシティーコミューター系メーカーのアディバ・ブースでは、すぐ隣接するブースでプジョーのスクーターも扱っていた。
スクーターはバイクと異なってまたがる必要がないため、スクーター専門メーカーのコンパニオンはワンピースやスカートなどを着用可能。プジョーブースのコンパニオンたちも、ほかにないゴージャスな大人の雰囲気だった。
凝った文様のワンピースに、つば広の女優帽、そしてハイヒールという、大人の女性の雰囲気でアピールしていたプジョーのコンパニオン。ワンピースを着用できるのは、足をそろえて乗ることのできるスクーターならでは。
こちらもまたスカートの丈が短いイエローのワンピース。両肩のファーやイブニング・グローブなど、セレブっぽい雰囲気でまとめてあり、とてもまぶしかった。
2018年4月10日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)