トヨタのフラッグシップスポーツ復活! スープラ
トヨタは3月6日、スイスで開催されているジュネーブ国際モーターショーで「GR Supra Racing Concept」を世界初公開したと発表した。
「スープラ」はかつてトヨタスポーツカーのフラッグシップモデルとして、自動車ファンから長年親しまれてきた。2002年に生産中止となったが、今回16年ぶりにレーシングカーのコンセプトモデルとして名前を復活させた。
国内で大人気となった”70″スープラ、全日本GT選手権で年間チャンピオンを4回獲得するなどモータースポーツでも活躍し(写真上)、ハリウッド映画にも登場した”80″スープラから続く国内3代目の登場に、ネットでは「よく出した!トヨタ偉い」「待ってた!感涙!」「かっこよ杉w」(原文ママ)などスープラ復活を喜ぶ声が多数上がっていた。
「GR Supra Racing Concept」は、スープラ伝統のロングノーズ・ショートデッキのスタイルを踏襲。駆動方式もFRだ。コンパクトなボディにはレーシングカーらしく高剛性なカーボン・コンポジットを採用し、軽量なものに仕上がっているという。外観で特徴的な左右に大きく張り出したフェンダーや大型のリアウィング、リアディフューザーからは優れた空力性能が想像できる(写真上)。サスペンションやホイール、タイヤ、ブレーキなどは、すべてレース専用品。ダッシュボードやレーシングシート、ロールケージなどインテリアもまさにレーシングカーそのものといった風情だ(写真下)。
今回はコンセプトレーシングモデルだったが、市販車バージョンのお披露目も待ち遠しい。
「GR Supra Racing Concept」の動画はこちら↓
2018年3月15日(JAFメディアワークス IT Media部 伊東 真一)