あの電動モペット「ハイブリッドバイクGFR-01」が 資金調達成功!市販化へ。
本稿で紹介した電動バイク「ハイブリッドバイクGFR-01(以下GFR-01)」が、クラウドファンディングで見事1億円の調達に成功し、市販化されるメドがたった。
和歌山県を拠点とするGlafit(グラフィット社)が開発した、折りたためるペダル付き電動バイクGFR-01は、バイク走行と自転車走行、その両方のハイブリッド走行が可能な次世代モビリティである(あくまでも電動バイクなので、自転車モードで走る場合も原付扱いであり、公道では免許やヘルメットが必要)。
クラウドファンディングで国内最高記録を達成!
今年5月30日にクラウドファンディングを開始すると、資金調達目標の300万円をわずか3時間で到達。その後も順調に支援額が伸び、7月20日の時点で1億718万円を突破した。この資金調達額は国内のクラウドファンディングにおいて最高記録であるという。
国内最⼤級のクラウドファンディングサービス「Makuake」にて、資⾦調達額における国内最⾼記録を樹⽴した。
人気の秘密は?
本パークブログ紹介時にも大きな反響があったこのバイク(文末リンク参照)、人気の秘密はシンプルで美しいデザイン、折りたたむことによってタクシーや電車で持ち運ぶことができる軽量(18kg)でコンパクトな手軽さ、コンセントで充電できる簡単さ、クリーンで静かおまけにコストパフォーマンスのよい電気動力などにあるのではないだろうか。
坂道が多く駐車場問題のある都市部での通勤やちょっとした買い物の足として活躍しそうだ。
そのGFR-01が、全国に74か所あるカー用品総合専門店オートバックスセブンの大型店舗「スーパーオートバックス」で先行販売されることになった。
10月2日から店舗にて予約が可能で、商品の引き渡しは11月末から順次おこなわれる。カラーは白、黒、カーキ、オレンジの4色で、価格は税込150,000円。オートバックスセブンでトラブル時のメンテナンスを受けられるのと、現物に触れアドバイスしてもらえるので安心だ。
これまた予約が殺到しそうな予感がする。
2017年8月15日(JAFメディアワークス IT Media部 荒井 剛)