スーフォア復活まで秒読み!? ホンダ新型「CB400SF」 E-クラッチ仕様は400ccの覇権を握るか【モーターサイクルショー2026】
国内最大級の二輪車展示イベント「モーターサイクルショー2026」のホンダブースに、400ccクラスの新型モデルが登場し、注目を集めている。なかでも話題となっているのが、直4ネイキッドとしてはもちろん、教習車としても多くのライダーに親しまれてきた名車「CB400スーパーフォア(通称:スーフォア)」の復活だ。今回は、その進化のポイントを紹介する。
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CBシリーズの進化にバイク業界が注目!
今年のホンダブースは、次世代コンセプトモデルや新たなCBシリーズを中心に展開。その中でも特に注目を集めたのが「CB400スーパーフォア(以下、CB400SF)E-クラッチコンセプト」と、「CBR400Rフォア E-クラッチコンセプト」だ。
CBシリーズは、言わずと知れたホンダを代表するロードスポーツモデルのラインナップ。1969年に登場したCB750は大型バイクの世界を一変させ、その名を一気に押し上げた。
扱いやすいエンジン特性と自然なライディングポジションにより、街乗りからツーリングまで幅広いシーンで楽しめるモデルとして、多くのライダーを魅了してきた。
近年は厳しい排ガス規制の影響で、生産終了となったモデルもあったが、ファンの期待に応える形でCBは継続。2025年11月には、伝統的なスタイリングに先進の電子制御を組み合わせた新世代CBシリーズ「CB1000F」が発売されている。
そして2026年、ミドルクラスのコンセプトモデルとして発表されたのが、「CB400SF E-クラッチコンセプト」「CBR400Rフォア E-クラッチコンセプト」の2台である。
400ccの主役「スーフォア」が新装備で帰ってくる!?
ホンダ CB400スーパーフォア E-クラッチコンセプト|Honda CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept
CB400SF E-クラッチコンセプトの開発テーマは、「Next Stage CB “すべての瞬間が、楽しさにつながる”」。シーンを問わず、乗ることそのものを楽しめるネイキッドスポーツを目指したものとなっている。
外観は一見すると先代の雰囲気を感じさせるが、フレームやエンジン、外装はすべて刷新。タンクからテールカウルへと続く美しいライン、アイコニックな丸目LEDヘッドライト、デュアル丸型テールランプ、優美な4本出しエキゾースト、存在感あるメッキサイレンサーなどが特徴的だ。
それらが往年のCBらしさを残しつつ、新世代のスポーティさも感じさせるデザインに仕上がっている。
ホンダ CB400スーパーフォア E-クラッチコンセプト|Honda CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept
また、見た目だけでなく走行性能も進化し、新たなプラットフォームに新設計の直列4気筒エンジンを搭載している。
「CB400SFの魅力である、全域でのスムーズな回転と気持ちの良い吹け上がりも踏襲している」との解説員のコメントから、走りへの期待も高まるばかり。
さらに注目すべきは、発進・停止・シフトチェンジ時のクラッチ操作を電子制御で自動サポートする「E-クラッチ」と、「スロットルバイワイヤ」の組み合わせだ。これにより、スムーズで上質な走りを実現し、特に初心者ライダーにとって扱いやすい仕様となっている。
加えて、足つき性や自然なライディングポジションといった従来の美点も継承。快適性の高さも健在だ。
CB400SF E-クラッチコンセプトは、単なるネオレトロではなく、その時代における理想のスタンダードネイキッドを追求した1台といえる。
会場には、CBファンに馴染み深い「白×赤」をはじめ、全4色が展示。すぐにでも市販化されそうな完成度の高さを感じた。
ホンダ CB400スーパーフォア E-クラッチコンセプト|Honda CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept
先進的なスタイリングに進化した「CBR400R」
一方、CB400SFが伝統を重視したモデルであるのに対し、フルカウルスポーツの「CBR400Rフォア E-クラッチコンセプト」は、これまでのCBRシリーズとは一味違った、先進的なスタイリングに仕上げられている。
開発テーマは「New Generation Sport “普段使いから得られる高揚感”」。レース志向ではなく、日常の中で感じるスポーティさを重視したモデルだ。
ホンダ CBR400Rフォア E-クラッチコンセプト|Honda CBR400 FOUR E-Clutch Concept
その特徴はカウルのデザインに表れており、これまでのCBRに見られたアグレッシブな凹凸感を抑え、面の美しさを際立たせたクリーンなフォルムへと進化。先進的かつ洗練された印象を受けた。
さらに、キュッと跳ね上がったリヤスタイルや左右一体型ライト、空力性能とデザイン性を両立したダクト、ツートンカラーのサイレンサーなども特徴的だ。
街中でのスポーティな走りを楽しむ。そんなコンセプトがしっくりくる1台に仕上がっている。
ホンダ CBR400Rフォア E-クラッチコンセプト|Honda CBR400 FOUR E-Clutch Concept
ホンダが2025年11月に発売した「CB1000F」では、税込139万7000円という戦略的な価格設定も話題となった。それだけに、今回発表された2台がどのような価格帯で市販化されるのか、続報には大いに期待したい。
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