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公開日:2026.03.20

アルファロメオ新型SUV「トナーレ」が日本上陸!大胆なフロントデザイン刷新&マイルドハイブリッド専用化で何が変わった?【新車ニュース】

アルファロメオ・トナーレ イブリダ ヴェローチェ|Alfa Romeo Tonale Ibrida Veloce

ステランティスジャパンは3月17日、アルファロメオのミドルサイズSUVである「トナーレ」ハイブリッド仕様のビッグマイナーチェンジモデルを販売開始した。税込車両価格はエントリーグレードの「スプリント」が599万円、上級の「ヴェローチェ」が653万円。

アルファロメオ・トナーレ イブリダ ヴェローチェ|Alfa Romeo Tonale Ibrida Veloce

文=細田 靖

写真=ステランティスジャパン

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新しいトナーレはフロントデザイン刷新に加え、走行性能が向上

2023年に登場した「トナーレ」は、イタリアンデザインの美意識とモダンな機能性を融合させた、アルファロメオの変革を象徴するミドルサイズSUV。

ブランドが受け継いできた美意識を現代のクラフトマンシップで磨き上げたスタイリングに加え、伝統のクイックなステアリングと独創的なドライビングダイナミクスが情熱的な走りを実現したモデルだ。さらに、優れた安全性と快適性、先進コネクティビティを備えることで、日常の移動に新たな価値を提供している。

このたび、フロントデザインの刷新に加え、走行性能と品質の向上を図り、大きく進化した改良新型モデルが日本に上陸した。今回発表されたのはハイブリッド仕様の「イブリダ」で、従来設定されていたプラグインハイブリッド仕様は、今のところ日本では設定されていない。

立体感と存在感のある盾形フロントグリルを採用

アルファロメオ・トナーレ イブリダ ヴェローチェ|Alfa Romeo Tonale Ibrida Veloce

アルファロメオ・トナーレ イブリダ ヴェローチェ|Alfa Romeo Tonale Ibrida Veloce

エクステリアではフロントデザインを大胆に変更。ブランドを象徴する“スクデット(盾形グリル)”は、2023年に世界33台限定で発売された「33 Stradale(トレンタトレ ストラダーレ)」にも通じるクラシックな造形を現代的にアレンジし、より立体感と存在感のあるボーダーライン模様のデザインへと生まれ変わった。

また、“トライローブ(三つ葉)”と呼ばれるフロントグリル部分のデザインも、一段と水平ラインを強調した新しい造形とすることで、視覚的な安定感が増し、力強いフロントフェイスを生み出している。バンパーは面積が拡大し、端部にかけて角度を持たせた造形とすることで、より筋肉質な印象をもたらしている。

スクデット横には、アゾレ(Asole)と呼ばれる4つの小さな開口部を「トナーレ」に初めて採用。これはエアインテークとして機能し、ボンネット内への吸気や空力性能の向上に貢献するとともに、1930年代にモータースポーツ界で活躍したグランプリカーである「P3(Tipo B)」などにも通じる意匠として、スポーティな印象を際立たせている。

さらに、バンパーのエアインテークも拡大し、ラジエーターの冷却効率を向上させた。ボンネット内に滞留しやすい空気をフロントホイールハウスからボディサイドへ効率的に流すことで、乱流や風切り音の低減に一層寄与する。

フロントデザインの進化に合わせて車両前方のボディ寸法が調整され、全長は10mm短縮。加えて前後トレッドを左右4mmずつ拡大したことにより、デザイン性を保ったまま、取り回しやすさと走行時の安定感を両立し、「トナーレ」の目指す理想的なサイズ感にさらに磨きがかかっている。ボディサイズは全長4520×全幅1835×1600mmだ。

上級グレード「ヴェローチェ」の足元には、「33ストラダーレ」から着想を得て、三つ葉をモチーフにしたデザインの20インチホイール、“フォリ”を採用。ホイールの広い空間により、力強さとスポーティさが強調された。

ボディ前後のエンブレムは「33ストラダーレ」や、昨年発売されたコンパクトモデル「ジュニア」と同様のモノクローム仕様を採用。新世代アルファロメオのアイデンティティを象徴するディテールとして、端正な佇まいを際立たせている。

リヤの「TONALE」レタリングバッジは、従来のシルバーからダークカラーに変更。ヴェローチェグレードのサイドに施されるVeloceバッヂと統一感を持たせたのも新しい。

ボディカラーは従来の「アルファ ホワイト」と「アルファ ブラック」、「ヴェスヴィオ グレー」に、「ブレラ レッド」と新色「モンツァ グリーン」を追加した5色展開(「スプリント」はブレラ レッド、アルファ ホワイト、ヴェスヴィオ グレーの3色のみ設定)となった。

アルファロメオ・トナーレ イブリダ ヴェローチェ|Alfa Romeo Tonale Ibrida Veloce

アルファロメオ・トナーレ イブリダ ヴェローチェ|Alfa Romeo Tonale Ibrida Veloce

インテリアではシートのカラーラインナップを拡充。従来のブラック(ナチュラルレザー)に加えて、グレードやボディカラーによってはレッド(ナチュラルレザー)が選べるようになった。レッドシートの場合、シートのみならず、ダッシュボード、ドアパネル、センターアームレストにもレッドステッチを施すことで、情熱的で上質な空間となっている。

ステアリングホイールヒーターやシートヒーターを即座に起動できるショートカットボタンが新たに追加され、利便性も向上した。

 

0-100km/h加速は8.8秒から8.5秒に短縮

アルファロメオ・トナーレ イブリダ ヴェローチェ|Alfa Romeo Tonale Ibrida Veloce

アルファロメオ・トナーレ イブリダ ヴェローチェ|Alfa Romeo Tonale Ibrida Veloce

パワートレインは1.5リッター直列4気筒ターボエンジン(160ps/240Nm)と7速DCT、そして48Vの電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力175psを発揮。エンジン制御を見直すことで加速性能が高められ、0-100km/h加速は従来の8.8秒から8.5秒に短縮。よりスムーズな立ち上がりと力強い加速が追求された。

エンジンとモーターの制御バランスも最適化したほか、可変バルブタイミングの調整や、高いギヤへのシフトタイミングを早める制御を採用し、加速がより滑らかに。また、EV走行中のエンジン再始動の条件を拡張し、車両の応答性を向上させている。

そのほか、ADAS(先進運転支援システム)の検知設定が見直され、新ソフトウェアを採用。雨滴や泥、強い日差しなどによる誤検知を防止している。また、スマートフォンをワイヤレスチャージャーで充電する際に、機器内部に熱がこもり、高温になる事象を防止するよう改良を施し、利便性を高めた。さらに、より快適な室内空間を目指し、停車時や渋滞時を含むエアコン使用時の熱効率が引き上げられた。

エントリーグレードの「スプリント」はファブリックシート(ブラック)や18インチ5ホールブラックアルミホイール、ADAS、コネクティビティ機能などをバランス良く備え、手の届きやすい車両価格を実現。

一方、上級の「ヴェローチェ」は20インチ“フォリ”アルミホイールのほか、レザーシートやアンビエントライト(マルチカラー)、ハーマン/カードン製プレミアムオーディオシステム、デュアルステージバルブサスペンションなどにより、走りと快適性を高次元で融合させている。

SPECIFICATIONS
アルファロメオ・トナーレ イブリダ|Alfa Romeo Tonale Ibrida
ボディサイズ:全長4520×全幅1835×全高1600mm
ホイールベース:2635mm
最小回転半径:5.8m
乗車定員:5人
車両重量:1600kg
総排気量:1468cc
エンジン:直列4気筒ターボ
最高出力:117kW(160ps)/5750rpm
最大トルク:240Nm(24.5kgf-m)/1700rpm
モーター最高出力:15kW(20ps)/6000rpm
モーター最大トルク:55Nm(5.6kgf-m)/2000rpm
システム最高出力:175ps
トランスミッション:7速DCT
駆動方式:FF
WLTCモード燃費:16.6km/L
税込車両価格:599万円(スプリント)/653万円(ヴェローチェ)

アルファロメオ・トナーレ イブリダ|Alfa Romeo Tonale Ibrida

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