2019年10月25日 12:20 掲載
旧車 300台以上の旧車が集結!「クラシックカーフェスティバル in ところざわ」
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旧車まだまだ走れる! 往年のスポーツカーたち
続いては、スポーツカーなど走りを追求したモデルをピックアップ。
3代目300ZX北米日産50周年記念モデル(日産)
日産の3代目のZ31型「フェアレディZ」の北米仕様左ハンドル車「300ZX」1984年式。その5000台限定で販売された北米日産50周年記念モデルで、国内では非常に希少な車種。3代目は、初代S30型からのロングノーズ・ショートデッキのスタイリングを引き継ぎながら、空気抵抗係数(Cd値)0.31という空力特性がポイント。北米日産50周年記念モデルは、ボンネット助手席側にエアインテークなどが設けられている。
3代目カローラ クーペ 1600GT レビン-S(トヨタ)
トヨタの3代目TE71型「カローラ クーペ 1600GT レビン-S」1982年式。3代目の時点では「カローラ クーペ」の最上位グレードに与えられた名が「レビン」だった(4代目以降になると、「レビン」は「カローラ」のクーペモデル全体を指す名となった)。「レビン-S」はモータースポーツ用ベース車両としてモデル後期に追加されたグレードで、スーパーハードサスペンションなどを備え、軽量化も図られている。
初代ランサー1600GSR(三菱)
三菱の初代「ランサー」(1973年誕生)の中の走りを追求したグレード「1600GSR」(年式は未確認)。1970年代の車種だが、現在もラリーに参戦しているという。しかも、かつて三菱のエースとしてダカールラリーで日本人初優勝を獲得した篠塚健次郎が、最近このクルマでラリーを走ったそうで、ドライバー名はその時のままにしてある。
ランサー セレステ(三菱)
4ドアセダンと2ドアハードトップがラインナップされた初代「ランサー」のクーペバージョンという位置付けとして、1975年に誕生したのがこの「ランサー セレステ」。"セレステ"とは、ラテン語で「青い空」を意味している。また、三菱の2代目スペシャリティカー「ギャランクーペFTO」の後継モデルでもあった。上画像の「ランサー セレステ」は1978年にオーナーが新車で購入し、41年間乗り続けているという1台。
ちょっと変わった特徴のクルマたちも!
続いては、少々変わった特徴を持った3台を紹介。
初代セリカGTV(改) シザーズドア仕様
トヨタの初代「セリカGTV」1973年式。シザーズドアに大改造し、ボディはターコイズブルーメタリックにリペイント。内装もボディカラーに合わせてオールブルーに張り替えてある。オーナーは新車で購入して46年間乗り続けているという1台。
アクティ トラック(改) 6輪仕様(ホンダ)
ホンダ「アクティ トラック」(年式未確認)の6輪仕様改造車。かつて、「アクティ トラック」には降雪地帯向けに前輪駆動かつ、後輪がクローラーとなっているタイプが販売されていたそうで、それを改造したとのこと。ただし6輪駆動ではなく、中間の2輪は駆動しない。公道走行も可能だ。
K360(マツダ)
マツダの小型3輪車「K360」。小型3輪車は当時、国内で複数のメーカーが手がけており、マツダもそのひとつだった。マツダや「ミゼット」などを手がけていたダイハツは、3輪車から軽自動車で4輪市場に進出し、現在では大企業となっているが、撤退していったメーカーもとても多い。
まずは、国内往年の名車やスポーツカー、そして改造が施されたクルマたちを紹介した。このほか、軽自動車、はたらくクルマ、アメ車なども多数集まっており、第2弾以降で紹介する。また今回は、プロカメラマンによる選び抜いたクルマをじっくりと動画での撮影も実施。こちらも後ほど公開する予定なので、期待していただきたい。
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旧車