2018年08月20日 15:30 掲載

ニュース・プラス わずか2.5cmのすき間に対応したメンテナンスフリーの災害救助用ジャッキが登場! 500kgから2tまで持ち上げられる!!


くるくら編集部 日高 保

爪の先で500kg・爪の頭なら2tまで持ち上げられる!

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21.5cmのすき間が必要となるが、爪の頭(本体)なら最大2tまでの重量物を持ち上げられる。持ち上げる仕組みは手動となっており、手元のハンドルをクルクルと回す形だ。

 「STOレスキュージャッキ」の最大の特徴は、わずか2.5cmのすき間に入れることが可能な、倒壊物に引っかけられる"鉄製の爪"を装備していること。爪の先端を引っかけるだけでも500kgまでの重量物を23.5cmの高さまで持ち上げることが可能。21.5cm以上のすき間があれば、爪の頭を利用でき、2tまでの重量物を42.5cmの高さまで持ち上げることが可能だ。操作の様子は、このページ下段に公式動画を掲載しているのでご覧いただきたい。

 一般的に、自主防災組織などに導入されているジャッキはパンタグラフ方式のため、最低でも10cmのすき間が必要となってしまう。しかも、1.5t用といったスペックのものでも、構造的に最も縮めた状態では100~200kg程度しか持ち上げられないという弱点があった。それを大幅に改善したのが、「STOレスキュージャッキ」というわけだ。

メンテナンスフリーでいつでも使用可能!

 そしてもうひとつの大きな特徴が、油漏れの心配もなければ、部品交換の必要もない、メンテナンスフリーということ。どんなタイミングで災害が発生するかわからないため、いつ「STOレスキュージャッキ」を使用することになっても大丈夫なよう、メンテナンスが不要となるように設計されたのである。

 ただし鉄製のため湿気に弱く、雨ざらしは錆びてしまうので注意したい。

 同社はこれから、南海トラフ巨大地震など、今後予想されている大型地震が発生した際に、倒壊物などに挟まれた人をひとりでも多く助けられるよう、「STOレスキュージャッキ」の普及活動に努めていくとしている。

 価格は2万1500円(税別)。色はオレンジほか全7色が用意されており、竹内工業直販サイトおよび代理店で購入が可能だ。個人でも購入可能な価格なので、自宅用に1器備えておくのもいいのではないだろうか。

 同社広報に確認したところ、自宅では、奥まったところに保管しておくといざというときに取り出せないので、玄関など出入口付近がいいとのこと。重量は約5kgほどなので、クルマに積んでおくのもありだという(タイヤ交換などでのクルマへの使用は推奨しないとのこと)。また鉄製なので、湿気には注意して保管してほしいということだ。

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「STOレスキュージャッキ」は全7色。

「STOレスキュージャッキ」の鉄の爪を狭いすき間に差し込んで、実際にジャッキアップする様子。

「STOレスキュージャッキ」の頭部を使って高く持ち上げる様子。

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