クルマのある暮らしをもっと豊かに、もっと楽しく

クルマ最終更新日:2018.08.18 公開日:2018.08.18

ポルシェのSUV「カイエン」が疾走! 0-100km/h3.9秒の世界を体感せよ。ポルシェのシネアド公開中

180817-5101.jpg

 ポルシェジャパンは8月10日、「3.9sec Experience」と称した45秒のシネアド(映画館で本編の前に上映される広告)を公開したと発表した。公開シアターはTOHOシネマズ六本木ヒルズとTOHOシネマズなんばのMX4Dシアターで、期間は23日まで。

180817-5102.jpg

 このシネアドは、近未来都市をイメージしたバーチャルな世界観のなか、迫るタイムリミットまでに窮地を脱するというストーリーのCMだ。TOHOシネマズMX4Dの立体的な映像に、エキゾーストサウンド、突風、アクティブに動くシートによって、ポルシェの「カイエン」が3.9秒で100km/hに到達する疾走感をリアルに体感できるアトラクションになっているという。

180817-5103.jpg

 カイエンは、2002年のデビュー当初(写真上)、旧来からのスポーツカー好きやポルシェオーナーから「なんでポルシェがこんな形の車を作るんだ」という反感にも近い反応を浴びた。カテゴリーとしてはSUVに属するカイエンだが、ポルシェもそうした反応があることを見越して”新スタイルのスポーツカーである”として売り出した。だが、そうした守旧派の反応とは裏腹に、カイエンは世界中でヒット。プラットフォームをVWのSUV車「トゥアレグ」と共用して開発コストの低減を図っていたにも関わらず、ポルシェらしい動力性能やハンドリングを有していたことがヒットした要因の一つになった。このヒットにより、ポルシェは新しい顧客を獲得し、売り上げを大幅に伸ばすことに成功。今日のポルシェ好調の礎となった。現在では同社を支える看板車種の一つになっている。

180817-5104.jpg

 そんなカイエンであるが、国内では2017年12月に新型が販売開始となった(写真上)。今回公開されたシネアド内で疾走しているのは、トップレンジモデルの「カイエン ターボ」だ。V8の4000ccエンジンをツインターボで加給し、最高出力は404kW(550PS)を発揮する。これに、性能の限界を引き上げる「スポーツクロノパケージ」を装着時すると、3.9秒で100km/hに達する性能となる。この数字を今回のシネアドで表現したというわけだ。

180817-5105.jpg

 「せっかくだから100km/hまで2.8秒の「911 GT2 RS」(写真上)のシネアドもお願いします!」とは、スポーツカー守旧派である筆者のあてにならない声である。

この記事をシェア

  

応募する

応募はこちら!(3月31日まで)
応募はこちら!(3月31日まで)