本田さんは知人が5年近く眠らせていた「シトロエン BX(最終型)」を自ら修理して路上復帰させたり、お世話になっている整備工場に足を運んでは、クルマの整備を手伝ったりするほどクルマいじりが好きだという。
オイル交換を実施したルノー カングー(KCK4M)の場合、ボンネットを開けたこの場所にオイルレベルゲージがあります。車種によって仕様は異なりますが、多くの場合、丸いピンを引き抜くタイプになっているハズです。
1回目にオイルレベルゲージを引き抜いても、ゲージの上限を超えているので、一度ウエスで拭き取りましょう。
オイルレベルゲージの先端部分です。オイルレベルが上限と下限の間にあれば、エンジンオイルの残量が適量であると言えます。
オイルの変色は、フィラーキャップを外した蓋の裏側を見ても確認できます。色味だけならこちらの方がレベルゲージより見やすいです。
オイルの変色は、フィラーキャップを外した蓋の裏側を見ても確認できます。色味だけならこちらの方がレベルゲージより見やすいです。
今回はオイル交換の様子を見やすくするために整備用リフトを使用しています。オイルを下抜きするだけであれば、ジャッキアップで充分です。
今回はオイル交換の様子を見やすくするために整備用リフトを使用しています。オイルを下抜きするだけであれば、ジャッキアップで充分です。この写真ではドレンボルトを緩めています。
流れ出るエンジンオイルを廃油受けに溜めているシーンです。廃油が完全に流れ出るまで時間がかかるので、焦らず待ちましょう。
ドレンボルトを締める前に、パーツクリーナーで車両底面の油汚れをキレイにします。
パーツクリーナーは「パーツ&ブレーキクリーナー(またはブレーキ&パーツクリーナー)」という名称でさまざまなメーカーから商品化されています。大容量の840mlが使いやすく、逆さにしても噴射できるタイプがおすすめです。
輸入車の場合、各パーツの取り付けが整備しづらい設計になっていることがあります。その点、国産車は整備のこともよく考えて設計されている場合が多いです。
オイルフィルターを取り外しました。
オイルフィルターを交換する際は、忘れずにゴムパッキン部にエンジンオイルを塗っておきましょう。
エンジンオイル注入口に漏斗(ろうと)を挿し、オイルを注入します。溢れると大変なので、タンクの容量と用意したオイルの量を意識しながら、ゆっくりと注ぎましょう。
今回は欧州車向けACEA A3/B4規格に適合したSUNOCOの「SVELT 5W-40」を使用しました。このオイルはエンジン保護性能と耐蒸発性に優れており、エンジンオイルの減りがはやいと言われる欧州車と相性が良いのでおすすめです。
最後にオイルレベルゲージのオイルレベルが適量であるか確認しましょう。
今回のエンジンオイル交換作業前/後のオイル比較。左の黒ずんでいる方が交換後の廃油で、右が新しいオイルです。
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