2022年08月01日 14:10 掲載

クルマ めぐり逢えたら乗ってみたい、最新バス車両6選!


文=くるくら編集部

豪華な個室を備えた高速バス

4.全但バス【ラグリア(グリーンルーム仕様)】

 広々としたパウダールームやゆったりとした座席を採用し、快適性を追求した高速バス「LuxRea(ラグリア)」に、202112月から完全個室の「グリーンルーム」が設置され、現在、大阪―城崎温泉・豊岡間と、大阪-浜坂・湯村温泉間で計2両が運用されている。

 グリーンルームとは車両後方に設置された1人用の個室のことで、通常シートの4席分のゆったりとした空間が確保され、深いリクライニングが可能だ。また、個室専用の空気清浄機能の他に液晶モニター(城崎温泉・豊岡―大阪のみ)も設けられ、バスに設置されたカメラで外のライブ映像を視聴することができる。

 このグリーンルームが実装されている4つの便では、いずれも温泉街が始発点か終着点となる。また、大阪からの所要時間は3時間20分弱であることから、リラックスした状態をより持続させたい人は、ぜひ利用してみて欲しい。グリーンルームは通常の片道運賃に1,000円の追加料金で利用が可能となり、コストパフォーマンスにも優れている。

4分割された画面。運転手の目線や、高い位置からの見晴らしの良い車窓風景をリアルタイムで視聴できる。

ラグリア(グリーンルーム仕様)】 

全長:11.99m
全幅:2.49m
全高:3.46m
重量:15,295kg
座席数:28
グリーンルーム:2部屋

優雅な観光向けメルセデスのバス

写真=三井物産オートモーティブ

5.メルセデス・ベンツ【Atego Mercedes架装バス】

 かつてGM社のハマーなどの高級車を扱っており、車両の輸出・輸入のエキスパートである三井物産オートモーティブは、メルセデスAtegoのベースシャシーをバスに架装した高級観光送迎バスの取り扱いを発表した。

 車長8.9mの中型バス車両で、座席は28席+ドライバーでレイアウトは2×2×7列。最新Euro6エンジン搭載で6AT、衝突被害軽減ブレーキ、車両安定性制御装置、車線逸脱警報装置といった安全装置も標準装備されている。

 送迎、観光に適しており、観光客にとっても特別感を味わえる、ワンランク上のラグジュアリーなバスとなっている。実車は2023年の夏ころにデモカーが到着予定だ。試乗希望者には試乗会の開催も可能とのこと。

【Atego Mercedes架装バス】
全長:8.995m
全幅:2.4m
全高:3.195m
重量:10,500kg
座席数:29席(座席28+運転席1)
エンジン:直列4気筒 5.1L EuroVI e
トランスミッション:6速AT

まさにスタイリッシュなロンドンバス

写真=Switch Mobility Japan

6.Switch Mobility Japan【METROCITY】

 ロンドンではEVバスの導入が進んでおり、2階建てバスを含め、現在300台ものSwitch Mobility社のEVバスがロンドンを運行している。その中で、このMETROCITYはロンドンバスの主要モデルの一つでありながら、日本の路線バスと仕様が近く、若干の設計変更で日本の交通法規や路線バス要件を満たすことができるため、日本での取り扱いが検討されている。

 Switch Mobility社のバスは一般的なバスよりも軽量にできているため、電費性能に優れている。また、大容量のバッテリーやEVシステムを既存のディーゼルエンジンと同等のスペースに格納できるため、ディーゼルバスと遜色ない室内空間を確保している。

 ロンドンバスの中でもスタイリッシュで定評のあるMETROCITYは、日本でも目立つ存在になりそうだ。

【METROCITY】※下記諸元は英国仕様
全長:10.8m
乗客数:最大60名
最大出力:250kW
バッテリー容量:240kWh
航続距離:240km
充電規格:CHAdeMO準拠

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