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ライフスタイル最終更新日:2023.07.06 公開日:2021.05.03

【フリフリ人生相談】在宅勤務だけど息子と会話できない

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フリフリ人生相談

仕事に没頭してきたので、
子育てはほとんどしていませんでした。

コロナ禍から在宅勤務が増えて、
大学生の息子と過ごす時間が増えたのですが、
会話の糸口すら思い浮かびません。

息子が通っている学校名は知っていても、
何に興味があるのか、親友の名前すら知りません。
家庭を顧みなかった自分を悔いているのですが、
話すきっかけもつかめないし、
息子も私とは他人みたいな接しかたになっています。

いまさら話しかけても空々しくなるばかりで、
どうすればよいでしょうか?
(50代  男性)


由佳理

一石二鳥(?)の手を思いつきました。

まずは会社の若者に相談しましょう。
できるだけ息子さんに近い年齢の若者、
ということは、新入社員くらいの子をつかまえて、
「息子と会話がないんだけど、
どうしたらいいと思う?」
と、相談する。

「たとえば、きみは、いま、
どういう生活してるのかなぁ?」
「大学時代、なにしてた?」
「いまの若い子はなにに興味ある?」
などなど、息子さんに聞いてみたい話をビシバシ質問する。
そして、最後に、
「きみ、いま、悩みとかある?」
なんていうのも、しっかりと聞いておく。

で、家に戻って、息子さんに、
「ちょっと相談があるんだけど、いいかな」
と、話を持ちかけて、
「会社の若い子に
悩みがあるって相談されたんだけど、
おれの年齢じゃよくわからないから、
若い人の意見を聞きたい」
とかなんとか、あくまで、会社の部下の話として、
悩みをぶつける。

「最近の若い人は、こういうのが流行ってるんだって?」
「その部下は、大学時代に、
こういうことしてたらしいんだけど、お前は?」
などなど、会社の若者から聞いた話もおりまぜて、
うまく、息子さんから話を聞き出す。

会社の若者とも、息子さんとも交流できて、
一石二鳥ではないですか?
しかも、若者の気持ちがわかるようになれば、
気持ちも若返るってものですよ。
どうでしょう?

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正直に話す

親子が不仲になってるわけではなさそうだから、
まっすぐ正直に、
「少し話したいことがある」
と、深刻な顔で会話に誘えばいいのでは?

まるで「母さんと離婚する」とか「家が破産だ」とか、
「実は、お前はうちの子じゃない」とか、
それくらいの重い話なのかというくらいの真剣さで、
まずは息子の目の前に座る。
そうすると、まぁ息子も逃げないよ。

そのうえで、
「息子であるお前と、このところ、
意思の疎通がないことに気づいて、
深く反省している。
お前ももうすぐ社会人になって、
ますます、おれとの距離は遠くなる。
なので、いまのうちに、できるだけ、
お前のことを知りたいと思っている。
どうしたらいい?」
と、とにかく正直に、話す。

「なんだよ、それ」とか、
「おれはべつに、親父とは話したくない」とか、
あれこれ言われるかもしれないけど、
「急に話せるとは思わない。
でも、チャンスをくれないか。
たとえば、ドライブするとか、釣りに行くとか」
などなど、ふたりでできそうなことを提案してみる。

「じゃあ、クルマ買ってくれよ」
「じゃあ、いっしょにスキューバやろう」
なんて、突拍子もないことを言われるかもしれないけど、
そういうことすべてをまじめに受け止めて、
ふたりで過ごす時間をつくるように努力する。

間違いなく、
父親からのそういう提案は、
心情的にも経験的にも、
息子にとってはいいことだと思うので、
まじめにやってみることをオススメする。

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バンジョー


バンジョー

ふたりで酔っ払う

もうね、これはかんたんなんですよ。
親子で飲む。

いまはコロナで外飲みもしにくいから、
「家で飲もう」
と、いきなり誘って、まずは近所に買い出し。
ちょいと高めのワインとか、
おつまみとか買って……。
家で数杯飲むうちに、
「親父、急にどうしたんだよ」
「いやね、このところ、お前と話してないからさ」
とかなんとか……すっかり打ち解けますよ。

こういうのは、あまり、
むずかしく構えてはいけません。

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由佳理

天空


ライター・松尾の右往左往

バンジョーがさらりと言ってますけど、
むずかしく考えすぎちゃダメなんですね。
もともと親子なんだから。

「いまさら話しかけても空々しくなる」
みたいな思いがつい顔に出て、
息子さんもますます話しづらくなる。

『寅さん』の映画を観ればいいんじゃないですか。
寅さんって、ちょいと無遠慮な感じで、
「おい、どうした?」
「しけたツラ、してんなぁ」
「悩みがあんなら、言ってみな」
みたいに入ってくるんですよ。

相手は最初ウザいと思いながら、
寅さんの気持ちがやさしいから、つい……。
みたいなことになってしまう。

寅さん的な無遠慮さって、
もしかすると、
このところ、日本人が忘れてしまった心情かもしれません。

あれ、大切にしたいなぁと思う、今日このごろです。

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