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ライフスタイル最終更新日:2023.07.06 公開日:2019.12.26

【フリフリ人生相談】転勤続きでハラワタが

フリフリ人生相談

40代女性  ふくさん

夫婦間の話です。
主人も40代。
転勤に次ぐ転勤で、心も体もバテ気味なところへ、またもや転勤。
気力を振り絞って、荷造り・引っ越しの手続きをおこない、
今度は引っ越し先での荷解き・手続き。
なんとか家のなかも落ち着き、生活できるようになり、
主人の会社の先輩に飲みに誘われたので3人で行きました。
引っ越し作業の疲れもあり、まだ住み慣れていない土地での疲れもあり、
気がつけばかなり飲んでしまいました。

お店からの帰り道、主人に理不尽な言葉をたくさん浴びせられ、
いままで我慢していたこととか、引っ越しでの不満、
果ては主人の両親に対してのモヤモヤとか、
一気に爆発してしまい、結婚してはじめて、
主人の顔を思い切り平手打ちしてしまいました。

それ以来1か月が過ぎますが、ほとんど口を聞いていません。
お互いハッキリとは口にしませんが、正直離婚も頭をよぎっていたりもします。

会社の都合で、2〜3年に一度は転勤。早いときは1年とか半年のときも。
正直、会社にも頭にきてます。
将棋の駒のようにあっちだ、今度はこっちへ行け。
指示を出すほうは自由ですけど、動かされる身にもなってほしいです。

10年近くも動かない人もいるのに、なぜ主人ばかり? と、不満だらけです。
でも断ったらきっとクビになるのかな、と思うし、
主人も「おれには選択権はないから」と言ってます。

珍しい話ではないのはわかります。
でも、奥さんの心のなかまでは会社は考えていないのが、
本当にハラワタが煮えくりかえる思いです。

こんな私に助言があったらうれしいです。
ちなみに「引っ越しうつ病」とやらになり、
メンタルクリニックにも自腹で通ってます。
数か月に一度で3年くらいたちます。
もちろん、転勤してますので、クリニックも3か所ほど変わってますので、
なかなか病状もよくなりません。


天空

いっしょに怒れ

これって、不満の矛先がご主人であるように見えて、
実は、会社なんだよね。
問題の根源はご主人の勤める会社である、と。
そこに対して、
「おれには選択肢はないから」
と、あきらめてしまっている旦那にも頭にくる、と。

でも、平手打ちはまずいね。酔っ払ってたとはいえ……。
そこは、素直に「ごめんなさい」と詫びよう。

という状況で、どうするのがいいか?

これは、しっかりと、
ご主人と怒りを共有するべきだ。
ご主人だって、あきらめたようなことを口にするけど、
本心では頭にきてると思う。
転勤しないやつもいるのに、なんで自分だけ? って腹が立ってるはずだ。

そこをまず、しっかりと共有して、
酒飲みながらでいいから、ふたりして、
会社に対する不満やら怒りやらを大声出して吐き出す。
怒りを共有して、夫婦が戦友になる。
ここがまず、とっかかりだ。

そのうえで、このままいまの会社に勤め続けるのがいいのか、
ほかの就職先を探すという選択肢はないのか、
ふたりで、あれこれと考えてみる。

怒りがきっかけにしろ、
まず、ふたりでいろいろと語り合う時間をつくると、
そのほかのモヤモヤ、ご主人の両親のこと、など、
いろいろと話すことも増えるだろう。

とにかく、いっしょに怒る。
ここからスタートすべきだと思うよ。

他の人のアドバイスも聞きたい

純一

恵子


恵子

バイトすれば?

転勤ばかりで安定しないだろうけど、
そこはきっぱりと、
「私の人生に安住はない」と心に言い聞かせて、
アルバイトでいいから、仕事を見つければいいと思います。

引っ越しの荷造りとか手続きをさっさとやれる人なのだから、
仕事はすぐに見つかるはず。
その職場では長く働けないかもしれないというのが前提なので、
人間関係も、あっさりさせて、みょうな我慢もしない。

自分で仕事を探して、自分にできることできないことを理解して、
お金を稼ぐうちに、自信が生まれてくると思うんですよ。

「私は知らない場所で、ひとりでも生きていける」
という自信をつけることで、ふくさん自身が、がらりと変わるはずです。

そのうえで、ご主人と向き合えばいいんです。

まずは、精神的にも経済的にも自立しましょう。

他の人のアドバイスも聞きたい

天空

純一


純一

ご主人も、かわいそう

「主人に理不尽な言葉をたくさん浴びせられ……」
って、そのとき、ご主人も言いたいことが山のようにあったのでしょう。

でも、ふくさんは、切れてしまって、思わず平手打ち……。
どこかで、すれ違ってしまったんですね。
それは、いったいどこなんでしょうか。

会社がひどい……。
そうですね、そうかもしれません。
しかし、転勤がない人もいるということは、
きびしい言いかたですけど、会社としては、ご主人について、
いまの境遇がベストな配置だと思っている気がします。

ご主人もそのことがわかっているから、なかば、あきらめている。

ならば、すべてのことをまったく逆の方向から考えてみてはいかがでしょうか。
引っ越しが多いことを、とにかくプラスに考えてみる。
短いときには半年、1年、長くても数年でどんどん住むところが変わる。
だからこそ楽しめるものがあると思うのです。
その土地その土地のうまいもの、楽しい人々、祭り、自然、などなど。

そういう視点で、ご主人と接してみてはいかがでしょうか。
今度ゆっくりと、あたりを散策して、おいしいものを探してみよう……。
そういうふうに誘ってみてはいかがでしょうか。

いまのままだとご主人もつらすぎます。
引っ越し先でいっしょに重い気分になるのではなく、
行く先々で、楽しいことを探してくれるパートナーが、
いま、ふたりには必要ではないでしょうか。

他の人のアドバイスも聞きたい

天空

恵子


ライター・松尾の右往左往

ふくさん、なかなか、大変な人生ですね。

今回は高橋純一の回答が、もっとも納得できました。
ポジティブシンキングってことですかね。
「つらいつらい」と言ったところで、状況は変わりません。
それだったら「楽しい!」と思えるように、
ふたりであちこちを探し歩いてみるってことですね。

きっと、天空が「ふたりで怒れ」って言ってるのも、
どうせ鬱憤をはらすのではあれば、ふたりでやれということです。
ふたりで怒り狂って、戦友になれ、と。

もしくは、恵子の言うように、
ひとりで生きていけるように仕事を探して、自信をつけろ。

なかなか、大変です。

でも、それが人生。
苦しいとき、つらいときこそ、夫婦で乗りこえてほしいと願っています。

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