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クルマ最終更新日:2022.01.05 公開日:2022.01.05

ETC未設置のクルマは、ETC購入で最大1万円の割引に。1月27日からキャンペーンスタート

NEXCO東日本、中日本、西日本と首都高速道路、阪神高速道路および本州四国連絡高速道路は、ETC未設置の車両に対して、ETCの購入時に最大1万円を割引する「ETC/ETC2.0車載器購入助成キャンペーン2022」を実施すると発表。実施期間は2022年1月27日~6月30日で、24万台に割引が提供される。

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車載器購入助成キャンペーンで1万円の割引

ETCレーンのイメージ

ETCレーンのイメージ © Masakazu Sonoda – stock.adobe.com

 ETCの利用率は2021年10月時点で、軽自動車・普通車が93.4%、中型車以上は97.6%と、今や高速道路を利用する上では必須アイテムとなっている。高速道路の料金所を、基本的にはノンストップで通過できるETC車載器の利用は、混雑緩和や利用者の利便性と快適性の向上につながるため、国交省もこれまで積極的に普及に取り組んできた。そして一昨年の10月には、「ETC専用化等による料金所のキャッシュレス化・タッチレス化について」、つまり全国の料金所を順次ETCレーン専用にしていくという施策を発表した。

ETC専用化等のロードマップ(都市部)

ETC専用化等のロードマップ(都市部首都圏) 出典=国土交通省

 同資料では、料金所のキャッシュレス・タッチレス化に向けたロードマップを公開している。それによると、高速道路の場合、都市部では2025年度には全体の9割にあたる約160か所がETC専用になるという。

「ETC/ETC2.0車載器購入助成キャンペーン2022」特設Webサイトのイメージ(東京都・神奈川県・埼玉県)

「ETC/ETC2.0車載器購入助成キャンペーン2022」特設Webサイトのイメージ(東京都・神奈川県・埼玉県) 画像は「ETC2.0くんPORTAL SITE」より

 これらを踏まえて、NEXCO3社と首都高、阪神高速、JB本四高速では、ETCまたはETC2.0車載器未設置の車両所有者を対象に、1台につき1万円の購入費助成を行うキャンペーン「ETC/ETC2.0車載器購入助成キャンペーン2022」を実施すると発表。期間は2022年1月27日~6月30日で、助成台数は24万台。対象地域は全国のキャンペーン取り扱い店舗だ。キャンペーン詳細については以下の通り。

【「ETC/ETC2.0車載器購入助成キャンペーン2022」概要】

期間:2022年1月27日(木)~6月30日(木)

助成地域:全国  ※ キャンペーン取り扱い店舗(特設Webサイト記載)

助成台数:24万台

内容:キャンペーン取り扱い店において、ETCまたはETC2.0車載器価格から1台につき最大1万円を割引

対象者:キャンペーン期間中に、ETCまたはETC2.0車載器(新セキュリティ規格)未設置の四輪または二輪車に新たに購入・セットアップ・取付を行った人。ETC車載器の買い替えは対象外

 申し込み方法は、購入・セットアップ・取付をするキャンペーン取り扱い店舗の所在地により異なるので注意が必要だ。例えば、東京都・神奈川県・埼玉県で助成を希望する場合は、特設Webサイト「ETC2.0くんPORTAL SITE」より事前登録のうえ、登録後に受信したメール画面を対象店舗でスタッフへ提示し、当該キャンペーン利用の旨を伝える。そのほかの地域の申し込み方法は、各特設Webサイトで確認可能だ。ただし、キャンペーン期間中でも助成台数に達した場合には受付終了となる場合があるという。

 2022年春から、首都圏の一部の高速道路料金所がETC専用となり現金等での利用はできなくなる。マイカーにETC車載器未設置の人は、当該キャンペーンをETC導入のきっかけとしてはいかがだろうか。

特設Webサイト(東京都・神奈川県・埼玉県)URL:https://www.shutoko.jp/ss/etc2portal/(ETC2.0くんPORTAL SITE)

特設Webサイト(大阪府・兵庫県・京都府)URL:https://secure.hankou-serv.jp/etccp2022/

特設Webサイト(上記以外の地域)URL:https://etc-2022.jp/

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