2020年12月28日 15:10 掲載

ライフスタイル 次世代のハイウェイラジオ「Eーハイラジ」、NEXCO東日本が実証実験を開始。

高速道路走行中、道路交通情報を聞くために「ハイウェイラジオ」を活用している人も多いと思う。NEXCO東日本では、このハイウェイラジオをスマホアプリからも利用できるようにした次世代ハイウェイラジオアプリ「E-ハイラジ」の実証実験を、一部エリアで開始した。

タグ:

くるくら編集部 会田 香菜子

2020年10月29日から、スマホで道路交通情報が取得できる「E-ハイラジ」が配信中だ。

画像提供:NEXCO東日本

道路交通情報をスマホで取得できる

「E-ハイラジ」の情報配信のイメージ

画像提供:NEXCO東日本

 次世代ハイウェイラジオアプリ「E-ハイラジ」は、従来のハイウェイラジオのように、高速道路を走行中に道路交通情報を取得できる無償のスマートフォンアプリ。20201029日から、NEXCO東日本と公益財団法人日本道路交通情報センター(以下、JARTIC)が共同で、一部路線を使って実証実験を行っている。

 従来のハイウェイラジオは、高速道路の特定箇所の路側に敷設したアンテナからラジオ用の電波(AM1620kHz)で送信していたので、アンテナのある狭いエリアでしか受信できなかった。それに対し「E-ハイラジ」はスマートフォンアプリを通して提供されるので、高速道路上のどこでも情報を得ることができる。ただし、スマートフォンのGPSにより現在地を判定し、高速道路上で目的の進行方法の情報のみを取得できるようになっており、一般道などを走行中には情報を得ることはできない。

「E-ハイラジ」実証実験エリア図

画像提供:NEXCO東日本

 実証実験エリアは、E14京葉道路・篠崎IC~蘇我ICE51東関東自動車道・高谷JCT~潮来ICE65新空港自動車道・成田IC~新空港IC3エリアである。

【「E-ハイラジ」概要】
アプリ名:E-ハイラジ/E-Expressway-radio
配信開始時期:20201029日(木)12時~
配信ストア:App storeGoogle Playストア
動作推奨OSiOS12以降/Andoroid OS 8.0以降
「E-ハイラジ」使用方法図

画像提供:NEXCO東日本

 「E-ハイラジ」は、スマートフォンアプリの機能を生かして従来のハイウェイラジオよりも高度化されており、たとえば直近で発生した事故や落下物などの「緊急情報」は、アプリを起動しておけば、プッシュ通知機能で自動的に知らせてくれる。また、運転中にはスマートフォンの操作ができないため、音声での操作も可能になっている。情報提供も、もちろん音声で聞くことが可能だ。さらに、6言語(日、英、中(簡体、繁体)、韓、タイ)に対応し、今後増加が予想される外国人へも配慮された。

「E-ハイラジ」音声再生方法図

画像提供:NEXCO東日本

 NEXCO東日本によると、ストア配信から約1か月半が経過し、利用者からは「情報が欲しいときに取得できて便利」「緊急情報がプッシュ通知で配信されることで、安全運転につながる」といった声が寄せられているそうだ。

 一方、従来のハイウェイラジオ同様に、高速道路上だけで情報提供を受けられるようにあえて限定したことは、賛否があるかもしれない。たとえば、NEXCO西日本でもスマートフォンアプリによる情報提供を行っているが、こちらはどこでも取得可能なタイプだ。おそらく、今回の実証実験では、そういった使い勝手も検討されるのだろう。どちらにしても、従来より便利になることは確かで、高速道路ユーザーはぜひ活用してみてほしい。

ライターお勧めの関連記事はこちら