2019年11月29日 15:55 掲載

ライフスタイル eスポーツは想像以上にガチだった!
グランツーリスモSPORT in 茨城国体


文・大音安弘

一般の部は1組2名でエントリー。選手のストイックな様やゲーム運びの心理戦は、まさに実際のレースそのもの。

一般の部は1組2名でのエントリーとなる。

マシン選びに個性が垣間見れた! チーム戦の「一般の部」

 一般の部は、18歳以上がエントリーできるが、決勝に残ったのは全員29歳未満で、20代前半が中心であった。やはりスポーツ同様に、集中力など若い選手が有利なのだろうか。一般の部は、鈴鹿サーキット10周のレースとなるが、2名1組のチーム戦となり、レース中のドライバー交代とタイヤ交換が義務となる。さらにタイヤの摩耗や燃料消費の条件も厳しくなるなど、よりリアリティを高めたレギュレーションを採用する。

 ここでも研究熱心な選手たちは、レギュレーション内で最も有利な車種と思われる「ニッサンGT-R ニスモ GT3 N24 Schulze Motorsport」を積極的に選択。しかし、彼らのクルマへのこだわりの高さが感じられたのは、2チームが「アウディR8 LMS」と「フォードGT LM Spec II Test Car」を選択、ワンメイクにはならなかったところだ。

 クルマ好きならGT-Rの強みはよく理解しているはずだ。しかし、敢えてアウディR8やフォードGTを選んだのは、自身の好きなマシンで勝ちたいという想いの表れにも見える。ここでも、実車さながらの世界が展開されているのだ。

 レース展開はGT-Rを選んだチームが有利となったが、レース展開の面白さを提供してくれたのは、この2台であったことはいうまでもない。またタイヤのセレクトやドライバー交代のタイミングなど、チームの戦術が問われるシーンもあった。結果、一般の部では、栃木県チームの山中智瑛選手と高橋拓也選手が優勝に輝いた。

「一般の部(18歳以上)チーム戦」は栃木県代表の、山中智瑛選手(左)・高橋拓也選手組が見事国体初代ウィナーとなった。

「一般の部(18歳以上)チーム戦」は、栃木県代表の山中智瑛選手(左)・高橋拓也選手組が国体初代ウィナーとなった。