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クルマ最終更新日:2019.04.26 公開日:2019.04.26

GWイベント情報第3報!首都圏&甲信越&北陸のクルマ系展示施設、ココが期間中に開いているよ!!

ゴールデンウィークのクルマ関連イベント情報の第3報をお届けする。期間中にオープンしているクルマ関連の展示施設、特に首都圏は無料施設が多いのが嬉しい!

 第2報に続いて、ゴールデンウィーク期間中にオープンする全国のクルマ系展示施設を紹介する。今回は、首都圏7施設に、甲信越の2施設と北陸の1施設も加え、合計10施設を取り上げる。

ワク井ミュージアム(埼玉県加須市)

 館長の涌井清春氏は、1988年にロールス・ロイスとベントレーを専門に扱う専門店をスタート。そして世界に1台しかない車両も含む、16台のロールス・ロイスとベントレーのコレクションを展示するミュージアムを2008年にオープンした。また2015年からは、匠(たくみ)がクラシックカーをレストアする様子を見られるように工房を「ファクトリー」として公開し、そして完成した販売車両を展示するスペースを「ヘリテージ」とした。GW期間中、ミュージアムは4月27日(土)・28日(日)、5月3日(金)・5日(日)にオープン。ヘリテージはそれらに加え、5月4日(金・祝)も開館だ。

開館期間:4月27日(土)・28日(日)、5月3日(金)・5日(日)
開館時間:11:00~16:00 料金:無料 所在地:埼玉県加須市大桑2-21-1

昭和の杜博物館(千葉県松戸市)

 「地域の児童・生徒に見学・学習してもらい、物の大切さを学んでもらいたい」というコンセプトのもとに、館長の吉岡光夫氏が約20年かけて個人的に収集したクルマ・バイク、鉄道の車両などのコレクションを展示している。クルマ・バイクは昭和を舞台にした映画の大道具として活躍することもあり、同施設所蔵のホンダ「スーパーカブ」は、映画『Always・三丁目の夕日』で劇中車として使用された。通常は金~日・祝日開催だが、ゴールデンウィーク中は全日開館となっている。

開館期間:4月27日(土)・28日(日)、5月3日(金・祝)~6日(月・休)
開館時間:10:00~16:00
料金:大人300円(JAF会員優待あり)、高校生以下無料
所在地:千葉県松戸市紙敷1377 駐車場:乗用車10台

MEGA WEB(東京・お台場)

 トヨタが1999年3月にオープンした、入場無料で楽しめるクルマのテーマパーク。2016年7月には来館者が1億人を突破した。3施設からなり、トヨタの現行車種や限定モデルなどを多数展示していて、試乗コースのライド・ワンが併設されている「トヨタ シティショウケース」、キッズ用の電動カートなどを楽しめる「ライド スタジオ」、そして旧車・ヒストリックカーの展示を行っている「ヒストリーガレージ」だ。GW期間中のイベントは、1日3組限定で現行の15代目「クラウン」を公道で試乗できる「コネクティッド体験試乗会」(5/3~6)、スーパーGTの第2戦パブリックビューイング(5/4)など。また全日「お台場ハワイ・フェスティバル 2019」も開催。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休) 開館時間:11:00~21:00(ライドワン11:00~20:00、ライド スタジオ11:00~19:00) 料金:無料
所在地:東京都江東区青海1-3-12 駐車場:周辺に有料駐車場あり
最寄り駅:ゆりかもめ青海駅(直結)

NISSAN CROSSING(東京・銀座)

 かつて、銀座四丁目交差点という超一等地に存在した日産銀座ギャラリー。その50年に及ぶ日産の顔という役目を、2016年9月に引き継いだのが同施設だ。新たに銀座四丁目交差点の一角に建設されたGINZA PLACEビルの1・2階にオープンした。市販車の限定モデルやコンセプトカーなどを展示しているほか、カフェや日産オリジナルグッズのブティックも併設されている。特別イベントは5月4日(土)のパブリックビューイング。中継するレースは、富士スピードウェイで開催されるスーパーGTの第2戦(決勝)だ。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休) 開館時間:10:00~20:00
料金:無料 所在地:東京都中央区銀座5-8-1
最寄り駅:東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅(地下1Fで直結)

消防博物館(東京・四谷)

 江戸時代から現代までの消防の歴史に触れながら、防火や防災について学べる東京消防庁の施設だ。消防車が展示されているのは地下1階で、「消防自動車の変遷」ゾーンで、最初期の大正から平成までに活躍した消防車8台が展示。消防車の変遷をたどれる内容となっている。GW企画展として「消防のりもの 大集合!」が4月27日(土)からGW後の5月12日まで6階展示エリアなどで開催。消防ミニチュアカーと、世界の消防ミニカーコレクションが展示されるほか、ペーパークラフトなど、親子で楽しみながら消防について学べる内容だ。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休) 開館時間:9:00~17:00
料金:無料 所在地:東京都新宿区四谷3-10(四谷消防署の隣)
最寄り駅:東京メトロ・丸ノ内線四谷三丁目駅直結

ブリヂストンTODAY(東京・小平市)

 同館はブリヂストンの情報発信施設で、説明パネル、実物、そして実験装置なども使って、ゴムやタイヤのことも学べる体験施設でもある。「タイヤの基礎知識コーナー」では、世界中のタイヤが展示され、その構造や役割についてわかりやすく解説されている。また「モータースポーツコーナー」では、スーパーGTやMotoGP、F1など、同社製のタイヤを装着したレーシングカーやバイクのチャンピオンマシンや開発用のテスト車両なども展示されている。GW期間中は4月30日(火)、5月2日(木)のみ開館。

開館日:4月30日(火)、5月2日(木) 開館時間:10:00~16:00
料金:無料 所在地:東京都小平市小川東町3-1-1
最寄り駅:西武国分寺駅小川駅東口徒歩5分
駐車場:無料(乗用車8台+車いす利用2台)

日産グローバル本社ギャラリー(神奈川県横浜市)

 JRや京浜急行などの横浜駅から徒歩10分ほどの距離にあるのが、日産のグローバル本社。その1階はギャラリーとなっており、市販車やその限定モデル、往年の名車、日産車に搭載されている最新技術のカットモデルなどが展示されている。4月20日(土)から開催中なのが、「NISSAN GALLERY ゴールデンウィークイベント」。家族向けのイベントで、主役はキッズ。R35型「GT-R」などのぬり絵体験や、3Dスキャンした自分の顔のクルマが大型モニター上を走る「走る!かおカー」などが実施される。また5月4日(土)はスーパーGTの第2戦の「NISSAN MotorSports LIVE with Pit-FM」が開催。大型モニターにレースの中継映像を流しつつ、独自の実況と解説がライブで行われる。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休) 開館時間:10:00~20:00
料金:無料 所在地:神奈川県横浜市西区高島1丁目1番1号
提携駐車場:横浜三井ビルディング駐車場(来場者用料金割引優待サービスあり)
最寄り駅:各線横浜駅徒歩7分、みなとみらい線新高島駅徒歩5分

プリンス&スカイラインミュウジアム(長野県岡谷市)

 初代が1957年にプリンスから、3代目以降は日産から発売されるようになった「スカイライン」。同館は、その長い歴史とまばゆい功績をより多くの人々に知ってほしいという同車の愛好家と、開発者の熱い思いから1997年4月にオープンした、日本初の単一車種の自動車博物館である。まさに「スカイライン」とそのオーナーや愛好家にとっての聖地だ。GWが始まって、すぐの4月28日(日)にスプリングイベントを実施。トークショー、特別車両展示、お宝市などが予定されている。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休) 開館時間:9:30~17:00
料金:大人(高校生以上)1,000円(JAF会員優待あり)、子ども(小中学生)200円 
所在地:長野県岡谷市字内山4769-14 鳥居平やまびこ公園内 駐車場:無料

ながのノスタルジックカーフェスティバル2019(Mウェーブ・長野県長野市)

 1998年長野冬期オリンピックでスピードスケート競技会場となったMウェーブ。同施設で、今回で15周年を迎える旧車・ヒストリックカーの展示イベントが、「ながのノスタルジックカーフェスティバル2019」だ。屋内イベントのため、雨天を気にしなくて済むのがポイント。今回の見所は、初代S30型「フェアレディZ」のうちでも非常にレアで、現存車両は日本に10台程度といわれている「フェアレディZ432R」が2台展示されること。同車は、初代「スカイラインGT-R」用の「S20型」エンジンを搭載した高性能モデルである「フェアレディZ432」(生産台数400台強)のレース用モデルだ。そのほか、15周年を記念した「ギャル撮影会」も実施。

開催日:4月28日(日)・29日(月) 開催時間:10:00~16:00
料金:中学生以上1500円、小学生以下無料 所在地:長野県長野市大字北長池195
駐車場:無料(地上500台・地下300台)

日本自動車博物館(石川県小松市)

 実業家であり自動車愛好家であった故・前田彰三氏が1978年に日本初の自動車博物館として立ち上げた施設だ。所蔵台数約800台、常設展示台数約500台という、日本屈指のスケールを誇る。中でも古い国産商用車を多数展示しているのが特徴で、同館でしか見られないという貴重なクルマも多い。前田氏は、昭和の高度成長期にトラックなどの商用車が使いつぶされる風潮に異を唱え、商用車の収集に特に力を入れたという。3月20日から6月30日まで開催中の特別企画展が、「フェアレディからフェアレディZへ」。2019年で生誕50周年の「フェアレディZ」と、その前身である「フェアレディ」を多数展示した内容だ。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休)  開館時間:9:00~17:00
料金:大人(高校生以上)1,000円、子ども(小中学生)500円
所在地:石川県小松市二ツ梨町一貫山40番地 駐車場:無料(乗用車200台)

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