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クルマ最終更新日:2018.11.30 公開日:2018.11.30

ローリング・ストーンズ史上初の大規模世界巡回展が、来年3月に日本上陸。

ギタリストのCharと鮎川誠。そしてモデルでドラマーのシシド・カフカ! 記者会見にもロックな3人が登場! 11月26日(いいベロの日)に、ローリング・ストーンズ史上初の大規模世界巡回展が来年3月、日本に上陸することが発表された。 結成から55年にわたる歴史を振り返るさまざまな要素で構成される企画展。そして、メンバー全員が70歳を超え、今年で結成56年を迎えるにも関わらず現役で活躍するバンドローリング・ストーンズの魅力を紹介する。

 50年以上にわたり世界的人気を誇るバンド、ローリング・ストーンズ。彼らの企画展が2019年3月に日本で開催されるというニュースが、11月26日「いいベロの日」に発表された。世界的に有名なベロモチーフでおなじみ、ローリング・ストーンズならではの粋なタイミングで公表するところが、なかなかニクい!

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ローリング・ストーンズといえば、このベロのモチーフを思い浮かべる人も多いはず!

世界を巡回中の企画展が来年3月、日本に上陸!

 「Exhibitionismーザ・ローリング・ストーンズ展」は、バンド史上初の大規模な企画展。2016年4月、ロンドンの現代美術専門ミュージアム「Saatchi Gallery」を皮切りに、ニューヨーク、シカゴ、ラスベガス、ナッシュビルと、世界主要都市を巡回。現在はオーストラリア・シドニーにて開催されており、来年3月に日本にやってくることで、アジア初上陸となる。

 本企画展は結成から55年にわたる歴史を振り返るさまざまな要素で構成されている。展示品の数はなんと500点以上。アート、フィルム、楽器、機材、写真、衣装、パフォーマンス映像など、貴重なアーカイブが勢ぞろい。単なる展示にとどまらず、映像やサウンドも臨場感たっぷりに味わえるのが大きな魅力だ。動員数は世界5か所ですでに100万人を突破。本企画展はバンド自らがプロデュースしたもので、音楽アーティストの企画展としては、世界的にも類を見ないスケールとなっている。

記者会見にはChar、鮎川誠、シシド・カフカが登壇!

 記者会見は、会場となるTOC五反田メッセにて開催され、アンバサダーに就任したギタリストのCharと鮎川誠、ドラマーで女優のシシド・カフカが登壇した。1976年にソロデビューし、翌年には『気絶するほど悩ましい』でヒットを飛ばしたChar。つい先日デビュー41年目を迎えたロックバンド、シーナ&ロケッツのギタリストである鮎川誠。そして、スレンダーなルックスと歌いながらドラムを叩くスタイルで、フェスなどにも多数出演するシシド・カフカ。この3人、年代は違えどロックの申し子であることは間違いない。

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本企画展のアンバサダーに就任したロックな3人。左からChar、シシド・カフカ、鮎川誠。

 記者会見では、ローリング・ストーンズについて3人がそれぞれの思いを語った。

 Charは実家が会場の目と鼻の先だそうで「近くなので毎日来るかもしれません。五反田を離れなくてよかった!」と会場を沸かせた。2014年に東京ドームで行われたコンサートにも足を運んだというシシド・カフカ。彼女は「コンサートを観て一時期チャーリー・ワッツに惚れ込んでいた」と語った。

 そして鮎川誠は「自身の演奏もストーンズの影響を大きく受けている」と、高らかにストーンズ愛を語った。「昨日YMOの40周年パーティーだったんですが、僕とYMOが40年前に出会った時に一緒に演奏したのがストーンズの『サティスファクション』。ストーンズ関連のことがあったらどこにでも、何があっても馳せ参じる程惚れ込んでいる」とまで宣言。さらに「Charさんや僕がストーンズをはじめとするロックに魅了されたように、シシド・カフカさんや若い世代の方々の心にも響いている。音楽の礎を築いてくれたストーンズに感謝したい!ありがとうローリング・ストーンズ!!」と続けた。

ローリング・ストーンズの魅力とは?

 ここで改めてローリング・ストーンズについて触れてみたいと思う。ローリング・ストーンズは1962年4月にデビュー。同年はビートルズもデビューを果たした年であり、両バンドは常に対照的に比較されてきた。お行儀の良い印象のビートルズに対し、破天荒なロックバンドと称されたのがストーンズ。また、曲によってボーカルが変わることもあるビートルズに対し、ストーンズは稀代のボーカリスト、ミック・ジャガーありきで突き進んでいったバンドだ。

 そして何と言っても他バンドの追随を許さないのが、メンバー全員が70歳超えでも現役で活動しているという点。結成56年を迎えた今年もヨーロッパ&UKツアーを見事成功させている。

若い世代にも影響を与え続けるバンド

 上で登壇したシシド・カフカを筆頭に、ストーンズは若い世代にも影響を与えていることをつくづく感じたエピソードをここで紹介したい。先日、筆者がプロミュージシャンを目指す23歳の青年と音楽トークに花を咲かせていた際のこと。彼が一番影響を受けたと豪語したのは、やはりストーンズだった。

 ストーンズがデビューして50年以上の間、たくさんのバンドや卓越したサウンドが世に出ているにも関わらず、彼の原点は「中学の時に初めて聞いたストーンズだった」と聞いた時、あらためてこのバンドの偉大さを思い知った。そして、同じく上で登場する鮎川誠が常に言っている「ロックは変わらん。変わらんのがロック」という名言も頭をよぎった。

「Exhibitionismーザ・ローリング・ストーンズ展 」は、すでに開催された各都市及び現在開催中のシドニーで大反響を巻き起こし、音楽・美術ファンにもからも絶賛されているという。来年の3月が早くも待ち遠しい。


Exhibitionismーザ・ローリング・ストーンズ展
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開催会場:TOC五反田メッセ(東京都品川区西五反田6-6-19)
開催期間:2019年3月15日(金)~6月5日(水)※会期が1か月延長になりました。
【月~土曜】10:00~20:00 *最終入館時間19:30まで
【 日 曜 】10:00~18:00 ※最終入館時間17:30まで

※入場チケットなどの情報は公式サイトをご覧ください。
https://stonesexhibitionism.jp/

お問い合わせ:INFORMATIONダイヤル 0570-063-050(オペレーター対応 全日 10:00〜20:00)
※0570で始まる電話番号は、一部の携帯電話・PHS・IP電話からはご利用になれません。

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