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最終更新日:2019.12.09 公開日:2019.12.09

年末年始・都内一般道の渋滞予測2019~2020。環八、目白通りなどで平日に激しい渋滞。

警察庁は、東京都内一般道における年末年始(2019~2020年)の渋滞予測を発表した。渋滞のピークは、12月20日。環八通り(内回り)において平均渋滞長の約2倍となる激しい渋滞が発生する見込みだ。

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東京都内一般道の渋滞は平日に集中

年末年始|渋滞予測|2019|2020|東京都内一般道|日別渋滞予測

東京都内一般道の日別渋滞予測。渋滞指数は、東京都内一般道における平成30年の平均渋滞長を100とした値。出典:警察庁資料

 警察庁の発表した日別渋滞予測によると、東京都内一般道で渋滞が多くなるのは、12月16~21日、12月23~27日となる見込み。12月28日を過ぎると比較的渋滞は少なくなる。

 東京都内一般道における平成30年の平均渋滞長を100として渋滞指数を表すと、渋滞が多くなる日の渋滞指数は以下のようになる。

【東京都内一般道の渋滞指数(100以上の日)】
・12月16日(月) 渋滞指数:141
・12月17日(火) 渋滞指数:129
・12月18日(水) 渋滞指数:141
・12月19日(木) 渋滞指数:137
・12月20日(金) 渋滞指数:201
・12月21日(土) 渋滞指数:138
・12月23日(月) 渋滞指数:184
・12月24日(火) 渋滞指数:172
・12月25日(水) 渋滞指数:154
・12月26日(木) 渋滞指数:145
・12月27日(金) 渋滞指数:110

 警察庁のデータによると例年、年末に向けて平日の渋滞が激しくなる傾向がある。12月の平日は、多くの配送業者が冬休みに入るため、前週に集中して配送を行うなど、業務交通が集中することにより渋滞が多くなる見込みだ。

 一方、年始期間は、業務交通が落ち着くため、比較的渋滞は少なくなる見込み。警察庁は、激しい渋滞が予測される日は、利用日、時間帯の変更、渋滞区間の迂回や公共交通機関の利用を呼びかけている。

最も激しい渋滞は環八通り内回りで発生。

年末年始|渋滞予測|2019|2020|東京都内一般道|主な渋滞予測

東京都内一般道の主な渋滞予測(渋滞指数150以上の渋滞)。出典:警察庁資料

 東京都内一般道において、渋滞指数が150以上となる激しい渋滞区間は以下の通り。

【東京都内一般道の激しい渋滞区間】
・12月20日(金)10~11時 環八通り(内回り)
環八人見街道を先頭に谷原付近まで
・12月23日(月)8~9時   目白通り(上り)
西落合一丁目を先頭に谷原付近まで
・12月23日(月)9~10時  川越街道(上り)
熊野町を先頭に赤塚新町三丁目付近まで
・12月24日(火)8~9時   目白通り(上り)
西落合一丁目を先頭に谷原付近まで
・12月24日(火)14~15時 環八通り(外回り)
環八五日市を先頭に三本杉陸橋付近まで
・12月24日(火)18~19時 環八通り(内回り)
環八人見街道を先頭に谷原付近まで
・12月25日(水)18~19時 昭和通り・日光街道(下り)
南千住を先頭に三原橋付近まで

年末年始|渋滞予測|2019|2020|東京都内一般道|主な渋滞区間

東京都内一般道において、特に激しい交通渋滞の発生が予測される区間。 出典:警察庁資料

 都内一般道で最も渋滞指数の高い12月20日には、環八通り(内回り)の谷原付近 ⇒ 環八人見街道で渋滞が発生。ピーク時間は10~11時で、渋滞長約7.3kmの激しい混雑が予想される。この区間は、井の頭通り、五日市街道、青梅街道、早稲田通りなど、多くの幹線道路と交差。さらに関越道・練馬ICや首都高・高井戸ICを乗降する車両もいるため、普段から渋滞が多く発生するところ。

 都内一般道で2番目に渋滞指数の高い12月23日には、目白通り(上り)谷原付近 ⇒ 西落合一丁目。川越街道(上り)の赤塚新町三丁目付近 ⇒ 熊野町で渋滞が発生する見込み。

 目白通り(上り)のピーク時間は8~9時で、渋滞長約6.8kmの激しい混雑が予想される。この区間は、環八、環七などの主要幹線道路と交差しており、普段から渋滞が発生しやすいところ。

 川越街道(上り)のピーク時間は9~10時で、渋滞長約7.3kmの激しい混雑が予想される。この区間も、山手通り、環八、環七など、多くの幹線道路と交差しており、普段から渋滞が発生しやすいところ。渋滞の先頭となる熊野町交差点付近に首都高5号線・池袋ICがあるため、熊野町交差点を過ぎると都内方向への渋滞は比較的少なくなる。

 このように、東京都内一般道において年末年始に激しい渋滞が予想される区間は、主要幹線道路との交差が多く、普段から激しい渋滞が発生する場所。さらに、迂回路となる道路が少ない箇所である。当日の渋滞情報をチェックして、ピークの時間を避けて利用するのが一番の渋滞回避方法だろう。

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